こんにちは、おざたろうです。
先日開催された、”VESPERBELL ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”(以下、”ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”)のライブレポートをまとめます。
概要
- イベント名:VESPERBELL ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」
- 日時:2023年6月3日(土)
- 開場:18:00
- 開演:19:00
- 終演:20:30頃
- 形式:現地・オンライン
- 現地会場:池袋harevutai
- オンライン配信リンク:Z-aN
“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”は、活動3周年を目前に控えたVESPERBELLが開催した、VESPERBELLとしては初めての現地ワンマンライブです。
チケット情報
先述の通り、“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”は現地開催のイベントでしたが、現地チケットは全て“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”開催を目指したクラウドファンディングの該当コースのリターンに含まれており、一般販売はされませんでした。
一方で、オンラインチケットはクラウドファンディングのリターンに加え、一般販売が行われており、Z-aNの公式サイトより購入が可能となっています。
オンラインチケットを購入することで、期間内はアーカイブも無制限に視聴可能となるので、ライブを何度でも見返すことができます。
<オンラインチケット概要>
値段:7,000円
販売期間:2023年5月17日(水)20:00~2023年7月16日(日)21:00
アーカイブ視聴期間:講演終了後、準備が整い次第~2023年7月16日(日)23:59
背景:現地ワンマンライブ開催までの道のり
VESPERBELLはこれまで順調にチャンネル登録者数を伸ばし、各種イベントにも出演するなど、順風満帆な活動を続けてきましたが、現地ワンマンライブを開催するまでの道のりは、決して生易しいものではありませんでした。
まずは、ワンマンライブ開催に向けたクラウドファンディングを実施した”うぶごえ”でのヨミとカスカの意気込みをご覧ください。
<クラファンへの意気込み(ヨミ)>
<クラファンへの意気込み(カスカ)>
この意気込みに書かれている通り、VESPERBELLにとって、「現地ワンマンライブ開催」は、デビューからずっと夢見てきた、まさに悲願でした。
これまで、VESPERBELLは、Twitterや配信で何度も「現地ワンマンライブ開催」という夢を語ってくれていました。
それと同時に、VESPERBELLには、「実現させるのであれば思いっきり声を出して盛り上がれるライブにしたい」という強い思いがありました。
一方で、昨今のコロナウイルスによる、イベント自粛や声出し禁止の影響が強く、「声出しOKの現地開催」が難しい状況が継続していました。
「いつ声出しが解禁されるかもわからない。」そのような中でも、VESPERBELLは最高の形で現地ワンマンライブを実現するために、諦めず、ひたむきに時が来るのを待っていたのです。
VESPERBELLが3年間待ち続けてようやく叶えることができた「現地ワンマンライブ」。
ライブ開催が決定した瞬間、「いつか開催してくれる」とずっと信じてきた我々BELLSも、VESPERBELLと一緒に喜びを爆発させました。
夢を追いかけ続け、懸命に駆け抜けてきたVESPERBELLがようやく掴んだチャンス。それが今回の“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”でした。
現地の様子
開場前
開場が18時の予定でしたが、17時30分より整列が開始されるため、17時過ぎにはharevutai前に多くのBELLSが集結していました。
開場までの間、BELLS同士で盛んに交流が行われていました。
ほとんどの人が初対面でしたが、VESPERBELLという共通の話題、なにより、目前に迫った現地ライブを心待ちにする気持ちを共有することで、この時点ですでに一体感が生まれていました。
やがて、ついに入場が開始され、スタッフに誘導されながら整理番号順に入場していきました。
最優先入場チケットの整理番号1番が入場する際には、周囲のBELLSから拍手が巻き起こり、非常に温かい雰囲気の中での入場となりました。
開場後
harevutaiに入って、まず目に入ったのはファンからのフラスタと等身大パネルでした。
まずこちらは、ファンで有志を募って作成したフラスタと等身大パネルです。
これまでもVESPERBELLが現地開催のフェスに出演するときは有志でフラスタが作成されていましたが、今回は従来の2倍以上の方が参加しており、初めてのワンマンライブにむけたBELLS達の熱い思いを象徴していました。
また、夜月ユウさんが手掛けた等身大パネルには、1st アルバム”革命”の衣装のヨミとカスカが描かれていました。
”革命”の衣装の二人の公式デザインはアルバムのジャケットイラストしかないにも関わらず、等身大パネルを完成させてしまうあたり、クリエイターさんはすごいですね!
これ以外にも、個人で作成したフラスタがありました。
個人でここまで大きなフラスタを出せるのは本当にすごいですね。愛を感じます。
そしてなんと、これまで”海色”、”DENKOUSEKKA”など、VESPERBELLのカバーイラストをいくつも手掛けてこられた入河さんが出されたフラスタも展示されていました。
度々ヨミの配信に現れる詰め木さん同様、VESPERBELLが活動で関わってきた素晴らしいクリエイターの方々がすっかりBELLSになっているのは有難いことですね。
(入河さんは現地にも来られていたようですね。お会いしたかった・・・!)
さらに、先日VESPERBELLとKMNZ共同で請け負った案件である”アオタビ”からも、花束が届いていました。
過去のお仕事で生まれた繋がりをこうして見ることができると、ファンとしても嬉しいものですよね。
ちなみに、”アオタビ”でヨミとKMNZ LIZさんが金沢へ旅行した記事をまだご覧になっていない方は、是非こちらからご覧ください。
それだけではありません。3月に実施されたタワーレコードとのコラボに伴い展示された、ヨミとカスカの等身大パネルも置かれていました。
ポップアップショップでヨミとカスカのパネルを見ることができなかったBELLSにとってはとても嬉しかったのではないでしょうか。
私はタワーレコード新宿店で見ておりましたが、また見ることができるとは思っておらず、まさに嬉しい誤算でした。
そして、今回のライブのキービジュアルのポスターも貼り出されていました。
VESPERBELL生みの親であるろるあさんが手掛けたイラストですが、ごく一部分しか公開されていなかったため、BELLSは現地で初めてイラストの全貌を目の当たりにしました。
まず目を引くのは、これまでのVESPERBELLのイラストではなかなか見ることのなかったローアングルからの二人の姿です。
ローアングルであることによって、二人の靴の裏に「VESPERBELL」の文字があることが明らかになりました。
そして、”RAMPAGE”らしさ溢れる躍動感ある雰囲気がイラスト全体で表現されています。
VESPERBELL本来のカッコよさと、RAMPAGEの雰囲気の両方を感じるイラストです。
さすがはVESPERBELL生みの親と感じずにはいられない、素晴らしいイラストに感動しました。
harevutaiをさらに奥に進み、フロアに入ると、ステージのスクリーンには“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”のキービジュアルとロゴが表示されていました。
harevutaiは、最新鋭の映像設備を備えているため、私がこれまで参戦してきたどのライブ会場よりも映像が鮮明で、衝撃を受けました。
開演直前(カスカの影ナレ)
開演直前の独特の緊張感の中、突如、会場にカスカの声が聞こえてきました。
本来は、ヨミと一緒に開演に向けた注意事項を説明するはずが、ヨミが直前まで打ち合わせをしており、カスカが一人で担当することになったようです。
緊張で声がプルプルになってしまっていましたが、カスカの声は本当にかわいいですよね。
カスカはライブが終わってから、このとき、本当に緊張していたことを明かしています。
少なくとも、カスカのお陰で、会場の盛り上がりと一体感が一段と上がったことは間違いありません。
セットリスト
今回のライブのセットリストは、以下の通りです。
<セットリスト>
- RISE(BlackY Remix)
- Twilight
- Revelation
- メイビス
- Dear
- Eclipse
- Hurt
- inspire
- RAMPAGE
- 或いは虚空に夢を視る
- VERSUS
- EX MACHINA
- To The World
- RAMPAGE(アンコール)
- RISE(アンコール)
なんと、今回はVESPERBELL史上初の「全曲オリジナル曲」で構成されたセットリストでした。
さらに、新曲”RAMPAGE”が初披露されるなど、期待を上回るアツい展開となりました。
1曲目:RISE(BlackY Remix)
ライブのオープニング映像が終わり、ライブの始まりを告げる一曲となったのは“RISE(BlackY Remix)”でした。
「VESPERBELLの代名詞」と言っても過言ではないこの歌からライブが始まると、やはりBELLSとしては嬉しいですよね。
ヨミのツイキャス配信での、「ライブの一曲目は何だと思う?」というヨミからの問いに対して、大方のBELLSの予想が”RISE”でしたが、BlackY Remix ver.であることまで予想できた方は少なかったのではないでしょうか。
通常の”RISE”よりもさらに疾走感を強化したBlackY Remix ver.は、確かにライブの一曲目に最適でした。
そして何より、ライブの一曲目からヘドバンをすることになることを誰が予想できたでしょうか。
2番のサビとCメロの間奏で、ヨミとカスカの「頭ぁ!!」の声と共に、会場全体が迷わずヘドバンを始める姿には一体感を感じずにはいられませんでした。
この曲で、会場が完全にライブモードのになるのを肌で感じました。
観客がよく見える後ろからの眺めも良いものですね。
BELLSだけの空間の中でVESPERBELLが”RISE”を歌う光景をどれほど夢見てきたことでしょうか。
この光景には、本当に感極まるものがあります。
2曲目:Twilight
2曲目は、1stアルバム”革命”から、“Twilight”でした。
VESPERBELLの曲としては珍しい、明るく爽やかな曲調であることもあり、ヨミもカスカもロングトーンをはじめ、非常にのびやかに歌っている姿が印象的でした。
また、ステージの照明も明る目で、ヨミとカスカの表情までしっかりと見ることができます。
さらに、アーカイブを見直してみると、歌詞を表示する映像技術が素晴らしいですね。
色々な見せ方を駆使していて、視覚的にも楽しむことができます。
3曲目:Revelation
3曲目は、同じく1stアルバム”革命”から、”Revealtion”でした。
どことなく摩訶不思議な世界観を表現している”Revealtion”では、曲が始まると同時に二人がステップを踏み始める様子が可愛らしいです。
ヨミとカスカ揃って「口から音源」のパフォーマンスで、二人の高く繊細な歌声が心地よく、改めて歌唱力の高さに舌を巻きました。
また、”Revealtion”が現地ライブで披露されたのは初めてだったこともあり、会場ではペンライトの振り方に迷う雰囲気が序盤はありましたが、途中からはクラップで一体感が生まれ、現地ならではの空気感を味わうことができたのも良い思い出です。
”2nd ANNIVERSARY LIVE-革命-”同様、背中合わせで歌うシーンもあり、非常にエモいパフォーマンスでもありました。
4曲目:ignition
続く4曲目は、“ignition”でした。
“ignition”は、2021年6月にリリースされた曲で、これまでもライブで何度か歌われたことはありますが、実は現地ライブとしては初披露となりました。
曲が始まった瞬間の会場の歓声が、この曲の人気の高さを物語っていました。
かくいう私も“ignition”は大好きで、サビの力強いロングトーンがたまらないです。
今回のライブでも、サビの力強さが際立ち、本当にカッコよかったです。
また、この曲では、Bメロで会場全体がクラップして一体感に包まれた瞬間が印象的でした。
1番のBメロに入るタイミングでヨミが分かりやすくクラップの合図をしてくれたため、迷わず全員で合わせることができました。
ヨミはしばしばライブ中に我々に対して合図を出してくれるので、曲に乗りやすく助かります。
カスカ「イエーーイ!!」(誰よりもでかい声)
MC①
ignitionを終えた後、一度MCを挟みました。
主に、現地ワンマンライブ実現を待ってくれたファンへの感謝の気持ち、間もなく活動3周年を迎えること。そして、声を出せる場が実現したので大暴れして欲しいといったことを話してくれました。
先述の通り、VESPERBELLにとってもBELLSにとっても、現地ワンマンライブ実現は3年間待ち続けた悲願であったため、ライブの場で改めて話してもらうと、私にも込み上げるものがありました。
さらに、声出しOKの現地ライブということで、コールアンドレスポンスも行いました。
①コールアンドレスポンス(ヨミ)
ヨミ「盛り上がっていけますか!!」
BELLS「イエーーイ!!」
カスカ「イエーーイ!!」
ヨミ「カスカちゃんが一番デカい。みんな全然声出てない」
とても厳しいお言葉を頂きました。笑
もしかしたら、スクリーンを隔てていてこちらが思っている以上に聞こえていなかったのかもしれないですね。
②コールアンドレスポンス(カスカ)
カスカ「今日は楽しいですか!!」
BELLS「イエーーイ!!」
カスカ「そんなに楽しいんですか!!」
BELLS「イエーーイ!!」
カスカ「すごいすご~い。」
徹底的に他人事なカスカなのでした。笑
なお、このMCで冒頭無料配信は終了となりました。
5曲目:メイビス
MCを挟んだ後の5曲目は、カスカのソロ曲”メイビス”でした。
個人的には、MC後にヨミがステージから退場する際に、もはやお家芸と化した
「この人を、消す」
を現地で見れる時が来たかとひそかに期待していましたが、今回はやってくれませんでしたね。笑
今後やってくれるか分かりませんが、少しだけ楽しみにしてます。
さて、カスカ作詞のこの歌は、カスカの可愛さが前面に出されています。
その一方で、随所に散りばめられている高音や、特にラスサビでの安定感が素晴らしく、アイドル・カスカを存分に楽しむことができました。
また、歌詞の「君」の部分でBELLSの方をさりげなく指をさす仕草がとても可愛らしかったです。(単に前の方を指さしただけかもしれないですが・・・笑)
6曲目:Dear
カスカのソロの次は、ヨミのソロです。
難しい歌が勢揃いのVESPERBELLの曲の中でも屈指の難易度を誇る”Dear”を歌ってくれました。
この曲は、低音から高音までの幅広い音域であることに加え、ラスサビの転調が凄まじいことが特徴です。
”Dear”は、”2nd ANNIVERSARY LIVE-革命-”でも歌唱されていますが、当時のヨミもラスサビの転調に苦戦していた印象を抱きました。
「ヨミが苦戦する歌を誰が歌えるんだよ。。。」というレベルの難しさですが、今回、ヨミは圧巻の歌唱力を見せつけ、この”Dear”を完璧に歌い上げました。
ここまでに既に4曲を歌い、かつMCでたくさん話していたことをものともしない最高クラスのパフォーマンスを生で聴き、思わず身震いしてしまうほどの興奮と感動を覚えました。
また、オンラインおよびアーカイブの方では、カメラワークが絶妙です。
ヨミが登場してイントロが始まってからもすぐにはステージが明転せず、イントロに合わせてヨミが映し出されていく演出は、”Dear”という曲のカッコよさや、気高いイメージをうまく表しています。
「本気のヨミ」の姿に心が打たれました。
MC②
ソロ曲が終わった段階で、軽くMCを挟みました。
先ほど歌唱したソロ曲(主に“Dear”)について、「本当に大変」という本音がヨミからこぼれました。笑
さらに、今回はVESPERBELLオリジナル曲しか歌わないことが明言され、会場は大歓声に包まれました。
全てのオリ曲を歌いきるための練習を相当積んだようで、「(練習の)成果を目に焼き付けて」という心強い一言を残してくれました。
最後に、「ここからはRAMPAGEな曲が続く」ことを言い残し、7曲目へと移っていくのでした。
7曲目:Eclipse
7曲目は、”Eclipse”でした。
2022年3月にMVが投稿されてから、順調に再生回数を積み上げ、2022年12月にはVESPERBELLのオリ曲としては”RISE”に続いて二番目のミリオンを達成しています。
それほどに人気の高い楽曲でありながら、実は今回が満を持してのライブ初披露ということで、この瞬間を待ちわびていたBELLSも非常に多かったのではないかと思います。
”Eclipse”も、”Dear”と同様、音域が広いことに加え、アップテンポで非常に難しい曲ですが、ヨミもカスカもまさに「口から音源」のハイクオリティなパフォーマンスを見せてくれました。
現地会場も、”Eclipse”のテンポに合わせてボルテージが上がり、全力でペンライトや腕を振って盛り上がることができました。
また、”Eclipse”に限ったものではありませんが、ヨミとカスカが歌っている背後でMVが流れる演出もとてもカッコよく、見応えがありました。
8曲目:Hurt
「RAMPAGEな曲」8曲目は、“Hurt”でした。
“Hurt”の特徴は何といっても、サビのラストの超ロングトーンです。
1番のサビがヨミ、2番がカスカ担当ですが、それぞれがロングトーンを無事に出し終えた後でお互いに一言かけて褒める姿が微笑ましいですね。
現地参戦組は、ほぼ全員がこのロングトーンのところでヨミとカスカの歌声に合わせてペンライトや腕を宙に向けて掲げるため、この瞬間に会場の一体感が非常に高くなります。
加えて、イントロからAメロでは「はい!はい!」と叫びながらペンライトを振る動きで合わせやすく、こちらも大変乗りやすいです。
また、”Hurt”で個人的に好きなポイントは、ラスサビに入る前にヨミとカスカが互いに一瞬だけ目を合わせる点です。
これまでのライブでも同様に互いに目を合わせてラスサビに入っていたのですが、あまりにも尊すぎます。
二人とも幸せそうな笑顔である点も非常にポイントが高いです。
9曲目:inspire
”Hurt”に続き、「はい!はい!」と非常に乗りやすい”inspire”。
この曲と言えば、Cメロ部分の「ヘドバン」です。
アーカイブを見ると、会場の全員がヨミとカスカに合わせてこの部分でヘドバンをしていることが分かります。
inspireが初めて披露された”2nd ANNIVERSARY LIVE-革命-”でもヘドバンのパフォーマンスがあり、この時に「絶対に現地でやらせるからな」というヨミの言葉もあったので、ほとんどの現地組が心の準備をしているように感じました。
しっかりと準備していただけあり、全員で息ぴったりのヘドバンをすることができたと思います。
それにしても、ヨミとカスカはヘドバンしながら歌っているにもかかわらず、相変わらず口から音源なのがいまだに信じられないです。笑
また、“inspire”の歌詞中の、「巡り巡る螺旋の運命」の部分を反映してか、歌詞がらせん状に表示される演出も凝っていて面白いですね。
そして曲終盤。最後の最後で「こっちタイプ」のVESPERBELLが顔を出しました。
「はい!はい!」で曲が終わっていくかと思いきや、ヨミが
「フリータイム!みんな好きに動いて!」
と言い、ヨミとカスカが謎の踊りを披露した瞬間がコチラです。
これも「VESPERBELLらしさ」であると思うので、このようなシーンは今後も見続けていたいです。
10曲目:RAMPAGE
“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”最大のサプライズがこちら、新曲”RAMPAGE”でした。
『VESPERBELLのこれまでとこれからの決意』が詰まった一曲とのことで、『これまでのVESPERBELLの決意』を表していた曲である、”To The World”を連想させる言葉(「To the world」や、「パトスを何度でも握って」)と、『これからのVESPERBELLの決意』を思わせる、「革命の先へ」という表現が印象的な曲です。
”革命”からおよそ1年の時を経て、さらなる未来へと向かおうとするVESPERBELLの強い意志が力強いギターサウンドと共に伝わってくるので、聴いていて胸が熱くなりました。
これからのVESPERBELLが楽しみでなりませんし、今まで以上にもっと応援したくなりますね。
曲の雰囲気も「WOW WOW RAMPAGE」といった部分など、思いっきり声を出して楽しみたくなる現地ライブ仕様で、まさにこのライブのために生み出された曲です。
そのため、これから”RAMPAGE”を聴く度に今回のライブを思い出し、全身を駆け巡った感動や興奮がいつでも蘇るのだと思います。
「クラファンを支援してよかった」と心から思えるような、ファン待望の熱い一曲でした。
11曲目:或いは虚空に夢を視る
新曲”RAMPAGE”で盛り上がりが最高潮に達し、それに続いたのは同じく盛り上げソングの”或いは虚空に夢を視る”でした。
アニソンのような疾走感あふれるこの曲が好きなBELLSはかなり多いはずです。
ペンライトを振りながら飛び跳ねるBELLSも多く、曲を通して抜群の盛り上がりでした。
また、曲のイントロと共に、
カスカ「えぇ~ん、もうだめかもぉ~」
ヨミ「みんな応援して~!」
カスカ「・・・い!く!よ~~~!!!!」
で入っていくパフォーマンスは、今まで見たことがないタイプでしたね。
実は今回のライブ、このシーンも含めて、至るところでカスカによる煽りが見られました。
これまでは、ヨミが煽りをすることが多かったのですが、カスカのパフォーマンス能力の向上を目にすることができた気がします。
そして、曲の終盤「僕らは どうしたって 一つの世界で 生きていくしかないんだと」の部分でヨミとカスカが向き合って歌うという、BELLSが大好物とする瞬間が訪れました。
この瞬間、会場全体で叫び声が上がったことが印象的でした。やはり皆さん、こういうのお好きですよね。
MC③
ここで、このライブ最後のMCを挟みました。
残りの曲に入る前に、応援してくれているBELLSに感謝の気持ちを伝えたいということで、改まって2人から感謝の言葉がありました。
感謝の言葉(From カスカ)
「VESPERBELLのカスカとして活動していく中で、みんなが見つけてくれたからここでライブができた。好きになってくれてありがとう!」
少し照れながらも、感謝の言葉を伝えてくれたカスカでした。
感謝の言葉(From ヨミ)
「好きなものが移り変わる”アーティスト”、”VSinger”という枠の中で、3年目を迎えることができた。ずっと好きでいてくれた人や、最近知ってくれた人もいるが、変わらない愛情を改めてこのライブでも感じた。
難しい曲ばかりで嫌になるが(笑)、みんなが好きと言ってくれる曲なので、これからも歌っていきたい。
なにより、カスカちゃんがパートナーでいてくれて嬉しい。
これからもVESPERBELL2人のことをお願いします!」
ヨミからの感謝の言葉のラストは、カスカへの感謝の言葉でした。
それに対して、カスカは、自分への言葉を貰えるとは思っていなかったようで、かなり照れている様子でした。
「カスカがパートナーでよかった」という旨の事は、しばしば配信でヨミが言っていましたが、おそらくずっとこの言葉をカスカに直接伝えたかったのではないかと思います。
ヨミとカスカでなければVESPERBELLは成り立ちませんし、おそらく私もBELLSになることはありませんでした。
ヨミとカスカの2人で活動ができた奇跡と、私自身がVESPERBELLを見つけることができた奇跡に感謝しながら、これからもVESPERBELLを推していこうと思える、とても素敵な時間でした。
12曲目:VERSUS
いよいよライブもラストスパート。
12曲目は、VESPERBELL通算2曲目のオリ曲”VERSUS”でした。
VESPERBELLのオリ曲で最も壮大なイメージの曲が、ヨミとカスカの生歌によって一層スケールを増し、惹き込まれていくのを感じました。
激しい曲を何曲も歌いきった後に、この力強さ溢れる曲を歌えてしまうヨミとカスカは何者なのでしょうか・・・。最後まで歌声のクオリティが落ちず、このライブに向けた二人の努力を感じました。
“Eclipse”でも触れましたが、2人の背後でMVが流れる演出が感情を揺さぶってきます。
VESPERBELLが歩んできた道のりに思いを馳せ、ここまで突き進んできた2人への尊敬と憧憬の気持ちが溢れました。
13曲目:EX MACHINA
ラストは「あの曲」という予想がつくことから、”VERSUS”が流れた瞬間に多くのBELLSが13曲目に”EX MACHINA”が来ることを予想できたのではないでしょうか。
実はこの曲、過去にライブで歌唱されたのは、“1st ANNVERSARY LIVE: [EX MACHINA]”と、“2nd ANNIVERSARY LIVE -革命-“のみであり、今回の“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”含め、活動の周年記念ライブでしか披露されていません。
たまたま他のライブで歌う機会がなかっただけだとは思いますが、いずれにせよ今回が初めての現地会場での披露となりました。
この曲は、非常に繊細に歌う部分と、力強く歌う部分が混在していますが、二人とも安定感抜群のパフォーマンスを見せてくれました。
特にヨミの安定感が光っており、「これぞヨミ」の歌唱力を見せつけてくれました。
また、この曲のサビのラスト「折れた翼でも」の部分のハモりが本当に美しく、ヨミとカスカの声の相性の良さが強調されています。
ちなみに、ラスサビに入る直前の「もう戻れなくても」の歌い方が“2nd ANNIVERSARY LIVE -革命-“以降、MVと異なり、最後が下がる歌い方に変わったようですね。
14曲目:To The World
最後を飾ったのはやはりこの曲。”To The World”でした。
“To The World”は、、爽やかであると同時に、歌声を「世界へ」届けようとするVESPERBELLの決意を感じる、非常にエモーショナルな曲です。
かねてより、「現地ライブのラストで聴きたい」といったBELLSの声が多く、満を持しての登場となりました。
サビの部分は特に、「夢を諦めない」という情熱を感じる歌詞であり、ヨミとカスカの歌声にも力が入っていました。
この姿を見て、VESPERBELLの歩んできた3年間の道のりを思い返さずにいられませんでした。
ずっと努力してきた3年間の先にあった「現地ワンマンライブ」という夢を遂に叶えた2人の姿を見て、私がBELLSとしてVESPERBELLを応援できていることが本当に誇らしく感じました。
また、2人の歌声と並んで美しかったのは、フロア全体の一体感です。
曲に合わせながら、全員で腕を左右に大きく振る様子は圧巻です。
今まで会ったことすらなかったBELLSが、唯一の共通項であるVESPERBELLの歌声でひとつになる光景に立ち会えたことが嬉しかったですし、音楽の、そしてVESPERBELLの持つ可能性を感じました。
感動的な雰囲気の中、ライブは終わりを迎えたのでした。
15曲目:RAMPAGE(アンコール)
・・・と見せかけて、VESPERBELLはこれでは終わりません!
「”To The World”でしんみり終わったら”なにパーベル”か分かりません」(by カスカ)ということで、しっかりアンコールに応えてくれました!!
「心配しなくてもぶち上げて帰すから」
と言うヨミの心強い一言と共に、2人がこの日2度目の”RAMPAGE”を歌い始め、会場は大歓声に包まれました。
たくさんの人が飛び跳ね、拳を高く掲げ、大声でシャウトし、会場は凄まじい熱気に包まれました。
また、1度目の”RAMPAGE”では完璧には合わせられなかった「WOW WOW RAMPAGE」の部分も、歌の後半になるにつれてヨミとカスカに合わせてBELLSの叫ぶ声が増え、ラスサビではかなり多くのBELLSが声を合わせることができていました。
最高の盛り上がりを見せた、現地ライブにピッタリなこの曲。次に現地で聴くことができる日が既に楽しみです。
16曲目:RISE(アンコール)
“ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”の正真正銘ラストを飾ったのは、”RISE”でした。
VESPERBELLのライブと言えば、一曲目の”RISE”が最高にカッコいいのは間違いないのですが、ラストの”RISE”も捨てがたいです。
このBELLSのわがままに、VESPERBELLはしっかりと応えてくれました。
二人が”RISE”を歌い出した瞬間の、会場全体からの大歓声が、BELLSがいかにこの流れを熱望していたかを物語っています。
ヨミとカスカも、本当に楽しそうに歌っており、BELLSへの煽りも含めて最後まで100点満点のライブパフォーマンスでした。
そして、とにかく凄かったのが、BELLSのペンライトや拳の振りの完成度の高さです。
言うまでもなく、“RISE”はVESPERBELLがこれまで最もライブで歌ってきた曲です。そのため、BELLSも動きが洗練されており、手拍子のタイミングや、ペンライト・拳の振り方が徹底的に統一されていました。
また、ヨミとカスカからの、「みんなの声小さくな~い?」という煽りもあり、曲の後半では、VESPERBELLとBELLSが一緒に声を出して歌いました。
特に、ラスサビでフロアから”RISE”の大合唱が響いた瞬間は実に感動的でした。
まさに、VESPERBELLとBELLSが夢見てきた光景がそこにはありました。
最後に最高の盛り上がりを見せ、ライブは無事、幕を閉じました。
ステージが暗転した後も、VESPERBELLへの感謝の叫び声が長いことフロアから響き、このライブの大成功を象徴していました。
告知
ライブのエンドロールの最後に、VESPERBELLからの告知が二つありました。
告知1:ONE-MAN LIVE & 3周年記念グッズ受注受付開始
一つ目の告知は、『ONE-MAN LIVE & 3周年記念グッズ受注受付開始』でした。
いつも通り、BOOTHでの受注受付となります。
VESPERBELLのグッズは、基本的に再販がないと思っておいた方がいいです。
既に受注が始まっており、2023年6月30日 23:59で締め切ってしまうため、うっかり買い忘れることのないようご注意ください!
今回発売されるグッズは、
- RAMPAGE フルカラーTシャツ(4,500円)
ろるあさん描き下ろしのキービジュアルが背中にカラー印刷されたTシャツです。
あまりにもカッコいいキービジュアルが強烈ですが、前面もVESPERBELLのロゴがワンポイントで入っているのはなかなか良いですね。 - RAMPAGE メタルチャーム(1,500円)
”RAMPAGE”のライブロゴのメタルキーホルダーです。
これまで、VESPERBELLはキーホルダーを数種類販売してきましたが、いずれもアクリル製であり、メタルキーホルダーは今回が初めてです。
”RAMPAGE”のイメージにピッタリでカッコいいですね! - RAMPAGE アクリルスタンド(2,500円)
グッズとしては定番のアクリルスタンドですが、実は、VESPERBELLの公式からアクリルスタンドが出たのは今回が初です。
これまでは、”VTuber Fes 2022”、”タワレココラボ”のグッズとして発売されましたが、これらはVESPERBELLが単独で出したものではありませんでした。
サイズは、高さ約20cmです。
”タワレココラボ”の”特大アクリルスタンド”よりは小さいですが、”BIGアクリルスタンド”より大きいので、かなり大きい部類に入るかと思います。 - RAMPAGE ミニアクリルスタンド(1,200円)
先述の”アクリルスタンド”より一回り小さい、高さ約12cmの小ぶりなアクリルスタンドです。
”VTuber Fes 2022”で発売されたアクリルスタンドとほぼ同等の大きさです。 - RAMPAGE B2タペストリー(3,300円)
こちらも、VESPERBELLの公式グッズとしては初登場となる、”タペストリー”です。
”RAMPAGE”のキービジュアルがデカデカと印刷されたこれを部屋に飾れば、気分が盛り上がること間違いなしです!
告知2:VESPERBELL COVER ALBUM vol.01 デジタル配信スタート
2つ目の告知は、『VESPERBELL COVER ALBUM vol.01 デジタル配信の開始』でした。
2021年に実施された、“VESPERBELL 1st ALBUM PROJECT”のクラウドファンディングで1,000万円のストレッチゴールを達成した際に制作が決定していたカバーアルバムのデジタル配信が始まります。
収録曲は以下の通りです。
- 革命デュアリズム(デュエット)
- God knows…(カスカ)
- シルエット(ヨミ)
- IGNITE(カスカ)
- 名前のない怪物(ヨミ)
- Preserved Roses(デュエット)
”アニソンロック”をテーマとしたこのカバーアルバムは、コチラの各種音楽サイトにて配信されているので、要チェックです。
ファン企画
今回、”ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”を盛り上げるべく、ファン有志による企画が実施されました。
企画1:フラスタ企画
まずは、”フラスタ企画”。こちらは先述の通り、これまでのフラスタ企画の2倍以上のBELLSが参加し、等身大パネルまで作成するというかなり大規模なフラスタ企画となりました。
企画いただき、ありがとうございました!
企画2:応援広告企画
これに加えて、自分の企画で恐縮ですが、私から”応援広告企画”を実施させていただきました。
こちらは、JR池袋駅に、VESPERBELLの広告を掲出する企画で、なんと50人ものBELLSが参加してくださいました。
こちらのカッコいいイラストは、フラスタ企画と同様、夜月ユウさんに手掛けていただきました。
ヨミやカスカも大変喜んでくれ、ライブ当日には、たくさんのBELLSが足を運んで写真を撮って下さいました。
私自身、企画していて非常に楽しかったので、また次の機会も何らかの企画を主導したいと思います。
是非ご参加を検討ください!!
企画3:ライブ後のBELLS打ち上げ
これまで、現地ライブの後に数人のBELLSで集まることはありましたが、今回のBELLSが大集合するチャンスを活かし、ライブ後に打ち上げが開かれました。
合計49人のBELLSが参加し、ライブの感想や、VESPERBELLへの愛を熱く語り合うことができました。
やはり、ファン同士で語り合えるのは幸せですね。私は日常生活でVESPERBELLについて語り合う相手がいないため、最高に幸せな時間を過ごすことができました。
本当に楽しかったです!企画ありがとうございました!!
おわりに
”VESPERBELL ONE-MAN LIVE「RAMPAGE」”の内容、実際に現地参加して感じたことをご紹介しました。
VESPERBELLとBELLSがずっと待ち焦がれていた、「現地」、「ワンマン」、「声出しOK」の全てが揃った、最高のライブでした。
人が夢を叶える瞬間とは本当に美しいもので、3年間ずっと活動を頑張り続け、遂に夢を叶えたVESPERBELLの姿に心が強く揺り動かされました。
また、ライブを通してヨミもカスカも圧巻のパフォーマンスであったことに加え、ミスが全くありませんでした。このライブのために途方もないほどの練習を積み重ねたことは想像に難くありません。
最高の舞台に向けて、最高の準備をして臨んでくれたVESPERBELLには、感謝しかありません。
きっと、これからもVESPERBELLはもっとたくさんの夢を叶え、私達に元気と希望を与えてくれるはずです。
私は、VESPERBELLがもっともっと大きな会場で歌う姿を見たいです。その日が訪れると信じて、これからもずっとBELLSであり続けます。
これを読んでくださった方にも、私が現地で受けた一生モノの感動と、VESPERBELLの魅力が少しでも伝われば幸いです。
次の現地ライブは、みんなで行きましょう。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
ozataro
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